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新しい box で和菓子を撮ってみる [写真・カメラ]

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昨日取り上げた撮影用の box で和菓子を撮ってみました。



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お店は八街市の名物のお団子屋さんの近くの和菓子店です。

こちらは苺大福が有名とのことですが他のものも美味しいです。



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器は Le Creuset のなんの変哲もないお皿です。



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今はこの手の box の光源は LED です。

以前は写真用の蛍光灯だったりもしました。

LED でも棒状に並んだものも使いましたが、これは真上に円形に二列並んでいて、明るさが十段階くらい変えられる他、一列だけ点灯することもできます。



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どれがいいかは一概に言えませんが、手前の左右に並んでいるのが使い慣れていいような気がしています。



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しかし演色性で言えば LED の方が良いです。

蛍光灯は古くなるとどうしても色に偏りがでます。


こうしたブツ撮りでは影が出ないのが一番使いやすいのですが、フラットに過ぎると立体感が乏しくなります。



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このショットでは手前から少しレフを起こしています。

そうでないと手前の面がもっと暗くなってしまいます。

下には少し影が残っていますね。






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今回桜餅にはピンク、草餅にはグリーンのお皿を使ったので柏餅には白を使いたかったのですが、Le Creuset 出会ったのは真っ白でなくてオフホワイトに近いような色だったのでやめて黒にしました。



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これの明るさが悩むところです。



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黒いお皿をそれらしく撮ると白がくすんでしまいます。



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このくらいがいいのかもしれません。



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最後に三つ一緒に乗せて。



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真上からよりこっちの方が良いでしょうか?



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ピンクに乗せた方が美味しそうでしょうか?



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グリーンはやめておきました。


今まで何種類かこの手の box を使いましたが、色は一番いいですね。

商品説明だと色温度は 5500K とのことです。

演色性(CRI)は 97 とのことですが、先日使ってみた衣類乾燥機のように書品説明とかなり違うということはなさそうです。


ただ、今回使ったのはちょっと小さかったので被写体の大きさはこのあたりがが限界のようです。

画像の縦横比はいつも(HV;19*6)と違って 4*3 で撮っています。

お皿が丸いので。


LED はそういうわけで使いやすいわけですが、今回のような被写体では問題になりませんが光沢のある被写体では光源が点になって写り込んでしまいます。
この box には光源を覆えるディフューザーが付属していますので必要に応じてそれを使います。
 
色にはいつも苦労するので色がきちんと出るのが一番いいですね。

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kame

ブツ撮りの場合、影が気になってまずそこに目が行きます。
次に光源の具合(強弱)とか色合いとか見ますね。
横からも光があると影は気にならなくなるでしょうか?
下手したら前からも弱めの光源が必要?
ポートレート撮影もそうですが非常に影が気になります。

by kame (2024-04-18 21:48) 

kame

連コメ失礼します。
前記事のコメントについて。

Canonの場合は会員になった時に写真集を初年度は無料で頂きました。
あとは月刊誌が毎月ポストに入ってきます。

by kame (2024-04-18 21:54) 

センニン

kame さん、おはようございます。
影についてはおっしゃる通りで、悩ましいところです。
あちらの影を消したらこちらに新たに影ができ、という具合で気になりだすとキリがありません。
今回の写真でも影は残っています。

俯瞰ショットではほとんど影は出ていませんが、日常生活では影が見えないシーンというのはほぼなくて、無影だとのっぺりとした感じで何か居心地の悪さというか不自然さを感じてしまいます。

商品撮影などのブツ撮りでは商品を明瞭に見せるのが目的なので影はない方が好ましいことが多いのでしょうが、多くは切り抜いて使うので被写体以外の影はそれほど問題にしないようです。
ただ、ワインなどのボトルの撮影のように縦長のハイライトを入れる場合や、立体感を出すためにあえて弱い影を作る場合もあるようです。
管楽器では中央に暗いスリットが出るように撮るものが多いです。

ポートレートは基本はレンブラントライティングでメインが左上手前の一灯ですが、その反対側にレフあるいは補助光、顎の下の影を消すためのレフ、髪の立体感と艶を出すためそれに背後の影を消すためのトップライト、場合によって下から背景に向けたライトを使うようです。
ただ、例えば男性の場合は力強さやそれまでの人生の重みなどを表現するためにあえて強い影を出す場合もあります。

この box は光源の位置は真上固定で、左右と上下が銀色の反射面です。光源の明るさは変えられますが、影の出方は変わりません。
少し変わるとすれば光源を一列どちらかを使うか両方使うかですが、影の出方にはほとんど変わりはありません。

このほかに天井に吊るすディフューザーがありますがこれは主に光沢のある被写体に LED の点が映ってしまうことを避けるためのものなので今回は使っていません。
そのほかに二つ折りになる金と銀のレフ板がありますがそれは横からのショットの時に少し使っています。
これを手前上に使うか下に使うか、左に置くか右に置くかで少し影を弱めることができます。

それでも消しきれないものは Photoshop 頼みですが、一律にシャドウを起こすとギリギリの明るさで撮っている箇所が飛び、適正と思える箇所がオーバーになるのでたいていマスクを作って部分的に調整しています。

今回の写真も例えばお店に頼まれてチラシなどに使うために撮るのでしたらまだやりようはあったと思います。


考えてみたら会員になったのは Nikon だけでした。
CONTAX はレンズやボディを買った時だけ作品集をくれました。
Canon は会員登録しませんでいたが、何かをもらったのは昨日のものだけでした。
すでに Nikon の会員であったので複数登録しても、と思ったような気がします。
OLYMPUS を使っていた頃は何もしませんでした。
FUJIFILM は当初会員登録して製品を登録するとポイントがもらえて何かと交換できたのですがその制度はなくなってしまいました。

何だか寂しいですね。
余談ですが Canon はある時からカタログにユーザーの写真を使うようになりましたね。
Nikon は年一度のカレンダーにコンテスト入賞作品を使っていました。
by センニン (2024-04-19 08:32) 

kame

最近のCanonの月刊誌『Photo Circle』はほぼカメラマンの作例です。

by kame (2024-04-19 20:42) 

センニン

kame さん、こんばんは。
そうですか。
カメラ雑誌がどんどんなくなってコンテストの結果を見ることもなくなりましたね。
カタログや月刊誌に採用されれば嬉しいでしょうね。
by センニン (2024-04-19 20:53)