曲集を使う時に [道具]
レッスンや演奏で使う曲は一枚の紙である場合もありますが、曲集という本を使う場合もあります。
これらの本はリングで閉じられたものは稀でたいていは一冊の本(Mook)のように閉じられていて、平らに開くことがやりづらいものがほとんどです。
そういう時のために大き目のクリップなどがあるのですが、多くがそうであるように上にはみ出します。
今年度の発表会に使うのがまさにそういう曲集の中の一曲なのですが、力を入れて癖をつければ開いたままにすることはできるのですが、練習やレッスンが終われば閉じるので、また元に戻ってしまいます。
本番では目立つようなものは使いたくないのでどうしたものかと思っていましたが、Amazon でいいものを見つけました。
こんな感じで本を押さえることができ、上に飛び出ることもなくページが開いたままになっていてくれます。
しかしもっと厚い本になると問題がないわけではなくて、このように片方が斜めになってしまいます。
これでも楽譜が読めないわけではないのですが、あまり良くはありません。
下はこんな感じです。
譜面台によっては下に棒状の譜面押さえがついているものもありますが、それも良し悪しで、楽譜を読むときに邪魔になる場合があるのです。
こういう場合は同じものを下にもつければいいのですが、問題が残ります。
複数ページにわたる場合にはページをめくらなければなりませんが、それが難しくなるのです。
とりあえず今回はこれで行こうと思います。
JJC のスマートフォンホルダー [道具]
以前 Ulanzi の同様の商品を二つ試しましたが、それらはケースを使わないことを前提としているようで、レザーのケースをつけた Phone11 Pro ではきちんと挟むことができませんでした。
それでもカメラのように構えて撮れるのは便利ですので色々探しましたら JJC のこの製品が挟む部分がより開くようだったので購入してみました。
新しい iPhone ならマグネットで固定されるのでこういう苦労はないのですが、そのために買い換えるわけにも行きません。
どうにか使えそうです。
このケースは裏側に指をかける部分が設けてあるのでそれが問題になりますが、この状態で振り回したりしなければ大丈夫でしょう。
挟む部分の方向を変更するのは回せばy猪野かと思いましたらねじ止めでした。
これはちょっと面倒かな?
まあ、カメラだって縦位置で撮りたい場合はカメラを回転させるので、必ずしもこのホルダーも付け替える必要はないのですが。
ちょっと困るのはこの小さなレンチが外れやすいことです。
スマートフォンを取り付けたままにするならこのようにすれば落ちることはありませんが、そうではないので、別途袋にでも入れて保管することにしましょう。
ネジをしっかりと締めても遊びがあるので力を入れると動きますが、まあ大丈夫でしょう。
ストラップも二種類付属しています。
咄嗟の場合には間に合いませんが、じっくり撮りたい場合はカメラのように人差し指でシャッターボタンを押せるので構えも安定します。
しっかりホールドできるので撮影時の明るさの補正などもやりやすいです。
まあよしとしましょう。
明日の朝は更新しません。
越前打刃物:龍泉刃物 [道具]
しばらく前ですが、たまに立ち寄る書店に行きますと雑誌のバンクナンバーが割引価格で並んでいました。
この書店では古くなった雑誌を二割引で売っています。
普段は旅行雑誌は買わないのですが、この号は先日取り上げました龍泉刃物が載っていたので買ってみました。
それを見て思い出しましたが、龍泉刃物からのメールにも取り上げられた旨書いてありました。
越前打刃物を始めとしてうちはものが特集されていますが、以前みんな打って鍛えるのだろうに何故わざわざ打刃物と言うのだろうかと思って調べましたら、そうでないものは型抜きをして作るのだそうです。
なるほどです。
ステンレス製の包丁などがそうなのでしょうね。
福井は遠いので今までは行ってみようと思うことはなかったのですが、新幹線で一気に行けるとなれば訪れる候補として浮かんできます。
旅行雑誌だけあってそれを踏まえての特集なのでしょうね。
コロナの流行以来どこにも旅行していません。
行きたいところがないでもないのですが、行ったことがない福井を経由するのもいいかなと思い始めています。
減らない鉛筆 [道具]
ネットのニュースを見るとこれ以外にも同じような商品が出ているようですが、こちらは日本のメーカーの商品です。
断面は六角形で大部分の鉛筆と同じです。
軸は金属ですが、先端も金属です。
この先端が鉛筆の芯のように交換できるのですが、金属なので鉛筆やシャープペンシルほどには減りません。
これが書いてみたところですが、少し薄いようにも思えますが読めます。
消しゴムで消すことができます。
跡がはっきりしているように見えますが、金属の先端が硬いからでしょう。
こちらはいつも使っている 2B の芯のシャープペンシルで描いたものです。
消え具合はほぼ同じですね。
鉛筆と同じで触れたものに書けてしまいますので市販のキャップを使おうとしたのですが、入りませんでした。
なぜかと思ったら普通の鉛筆より僅かに太いのです。
ずいぶん長いこと鉛筆を使っていなかったので太さの違いには気づきませんでした。
自分で作らなくてはならないかと思っていましたが、たまたま千葉市美術館に行って思い出しましたが、革製のキャップを売っていたのでした。
これはいいですね。
これを持ち歩けば芯がなくなって書けなかったり、落として芯が折れてしまうということはありません。
消しゴムは必要ですが。
いつものカフェでは色々なところがお店を開きますが、月一回くらいの割合で自家焙煎コーヒーとランチのお店がやってきます。
いつも軽くワッフルをいただきます。
こちらは今日ですが、出かけようと車を出したらお隣の畑に雉子がいました。
写真はカメラを用意する間に少し離れてしまったところですが、車が近づいてもすぐに逃げるようなことはありませんでした。
ドアを開けると少し急ぎ足で離れました。
LE CREUSET のステンレスボトル [道具]
以前買ったことがある LE CREUSET の保温保冷ボトルですが、その構造には他社のものと異なる特徴があります。
比較のために昨日購入したボトルを使います。
右が LE CREUSET です。
蓋の構造には大きな違いはありません。
THERMOS の製品だとシリコンのパッキンが大きいです。
飲み口もほぼ同じです。
どちらも蓋の内側の上部にシリコンが装着されています。
違いがあるのは底部です。
多くのメーカーの製品は左のようにシールが貼られていて、剥がしてはいけないと書かれています。
ここで気密を保っているので、剥がしたり劣化したりすると性能が維持できなくなります。
LE CREUSET の方は下部に見える部分で接合していて、シールはありません。
わかりにくいですが、内側にも接合した跡が見えます。
こちらの製品は最下部の隅で接合しているように見えます。
内側はそうなのでしょう。
この二つの構造を比べてみると、LE CREUSET の方が耐久性に優れていると思えます。
少なくともシールが剥がれてしまったり剥がしてしまったりという事とは無縁です。
LE CREUSET は口が小さいので用途によっては使いにくいかもしれませんが、飲み物を持ち歩くには良いですね。
カミソリの素材の包丁:龍泉刃物 [道具]
初めてこのメーカーの刃物を買ったのは五年前、横浜そごうででした。
それ以来何本か買っているのですが、今回ペティナイフを買ってみました。
ペティナイフであってパーリングナイフではないので少し大きいかなという印象です。
このシリーズは以前三徳を買っています。
風格龍というシリーズの和包丁です。
ハンドルはカナダ産の楓です。
握りやすい形状です。
切付けブレードという特徴的な形状です。
使っている素材は ATS314鋼という、利用のハサミやカミソリに使われる素材です。
それを63層にしてダマスカス模様を出しています。
非常に鋭いです。
越前打刃物ですが、その中でもこの竜泉刃物は仕上げも美しく、長く愛用するに足る製品です。
研ぎ直し無料券が一枚ついています。
切ってみたものは明日以降取り上げます。
衣類乾燥機 [道具]
雨の日が続くと洗濯物が乾きません。
梅雨時が思いやられます。
部屋干しはしたくないので何とかならないかと探しましたらいいものがありました。
衣類乾燥機 カワクーナL 部屋干し 高温除菌 シワ防止 花粉対策 工事不要 大容量 省エネタイプ タイマー機能 縦180cm×幅85cm×奥行45cm
- 出版社/メーカー: カワクーナ\KawaQuna
- メディア:
ほぼ同じものが TV でも取り上げられているそうです。
人が二人入れるほどのサイズでかなり大きいですが、小型の丸型のものも販売されています。
衣類乾燥機ですが、家電(洗濯機)メーカーが作る製品ではなくて、ハンガーに吊るしたまま下から温風で乾かすという簡便なものです。
組立式のハンガーラックにカバーをつけ、下に温風を出す送風機があるという構造です。
組み立ては簡単ですが、高さが 180cm あるので少し手間取ります。
特に最後にカバーを被せるところで。
アルミパイプを差し込むパーツは上中下の左右で共通化されていてコスト低減が図られています。
真ん中のパイプは一段下げて取り付けられ、ハンガーを掛けます。
中段のこのパーツは二つに分けられていて取り外すこともでき、ワンピースなど長いものも下げられるようになっています。
スニーカーやデリケートな衣類を平らに置きたい場合はここで。
天井には穴が開けられています。
稼働中はカバーが全体的に膨らみます。
中を温風が回るのでしょう。
この乾燥機の特徴の一つとして花粉や埃が(中のものに)着かないことが挙げられているのですが、完全に入らないというわけにはいかないでしょう。
特に室内でなくベランダに設置した場合はそうです。
もう一つ、女性が洗濯物を干すのに良いはずです。
まあ、世の中にはおかしな人がいるので常にベランダなどで使っていると狙われないとも限りませんが。
雨の日は室内でなければダメでしょうけど。
結構嵩張ります。
レビューでは邪魔な時は分解できるとありますが、パイプなどはきっちりと嵌るのでちょっと面倒です。
我が家では置きっぱなしになります。
下部は面ファスナー(マジックテープ)で閉じるようになっています。
温風が出る口は中央部に設置されます。
一回で最長180分運転できます。
温風の温度は 70℃ なので乾燥機能付きの全自動洗濯機や単体の衣類乾燥機より除菌、臭い対策には良いと思います。
消費電力は 1000W です。
コインランドリーでは 80℃くらいで乾燥させているようですので同等の性能というわけにはいかないと思います。
ただこれは置いてあるだけなので動いてしまいそうです。
今朝早速使ってみました。
それほど多くない 1kg ほどの洗濯物で、UNIQLO の超極暖、極暖の厚手のインナー各一枚を含むその他インナーや HEATTECH の厚手ソックスその他を干しましたが、一点を除いて乾きました。
ソックスはピンチ付きのハンガーに吊り下げています。
乾かなかったのはソックスだけで、吊り下げた位置はカバー寄りの一番外側です。
想像ですが位置によって温風がうまく回らないのかもしれません。
単体の衣類乾燥機を買うよりかなりお安いですし、温風の温度も高いです。
吊るした状態で乾燥させることができるのでシワの面でも有利です。
スニーカーなども干せて、デリケートな衣類は平らに置いて干すこともできます。
いいことばかりのように思えるかもしれませんが、夏場は使いにくいかもしれません。
と言いますのも温風が上から出るので、室内で使う場合は室温が上がります。
まあ乾燥した風だとは思うので湿度を下げる効果は少しあるかもしれませんから大丈夫かもしれませんが、やってみなければわかりません。
耐久性はまだ何とも言えません。
これからの家電 [道具]
最近家電量販店でウオッチしていると今までと異なる発想の商品が出てきているなと感じます。
こちらはネット販売限定なので家電店の店頭では見る事ができず、そもそも家電ではないのですが、興味深い製品です。
画像はメーカー HP の HC です。
停電になっても新聞紙でご飯が炊けるというのです。
新聞紙を所定の折り方で折って、1分間隔で左右にくべるというのです。
1日分が燃え終わる頃出来あがるという事らしいです。
水がなければ炊けませんが、電気はどうしようもなくとも水はなんとかなるかもしれません。
ポンプ式の浄水器もありますし。
おこげも作れるかもしれません。
ただ、火を使いますのでそれは十分注意する必要があります。
こちらは Panasonic の炊飯器。
お米と水を容器とタンクに収納して置けて、必要な量を自動て炊いてくれるという製品です。
アプリを使えば外出先からでも炊飯が開始できるそうです。
2合までという事ですので何日ぶんも用意しておくということはできないでしょうし、夏場は水が大丈夫かなと思いますが、まあ大丈夫なのでしょう。
無洗米専用です。
帰宅したらちょうど炊き上がっている、というのはいいですね。
取り出してそのまま食卓に出す事ができます。
銘柄ごとに炊き上げるなどの機能はないと思いますが、そこまで必要な人は多くはないのではないでしょうか?
これも Panasonic です。
コードレスです。
新しいのは吸い取ったゴミを集める部分が小さく、掃除を終えてスタンドに立てた時にスタンドと一体になったゴミ容器に吸い取ったゴミが集められるというのです。
他のメーカーでも確か出しています。
確かに一回の掃除で集まるゴミは普通はそう多くはないと思います。
イメージとしては集合住宅や高機能な一戸建てに備えられているセントラルクリーナーです。
各部屋には掃除機(ホース)などを差し込む口があって、ゴミは所定の場所に集められます。
これですと排気も部屋には出ないでしょうからいいのですが、途中でもし詰まったりすると大変なことになります。
これは便利そうですね。
吸引力がどうなのかは使ってみないとわかりません。
吸引力では Dyson が一番でしょうが、Dyson がこのようなモデルを出してくるかどうかはなんとも言えません。
小型軽量でかなりカップが小さくいコードレスを出してきてはいますが、どうでしょう。
一番大事なのは吸引力だと思いますが、Dyson は高いですからね。
Typewriter [道具]
先日リサイクルショップを覗いたら珍しいものがありました。
タイプライターの実物を見たのは何年前だったでしょうか?
ワープロ専用機でさえすでに珍しいものになったかと思う(我が家にはあります)のですが、これはさらに珍しいですね。
メーカーは SIVER REED。
こちらは BROTHER。一枚目もそうですが、モデルが違うようです。
Olivetti の製品もよく知られています。
PC のキーボードの配列もこれが基本ですね。
Wikipedia によるとこの再集計を開発したのはレミントンというメーカーだそうです。
この配列になった理由ははっきりしたことは分かりませんが、続いて打たれる事が多いキー(T と H)をあえて離したとか打ちにくくしてタイプ速度を落とさせて故障を防ぐという理由があったようです。
日本語の入力はローマ字入力を採用する人が多いと思いますが、標準的なキーボードにはいまだに かな が印刷されています。
昔の新聞記者などはみんなこれで打っていたのでしょうね。
タイプミスをしたら修正液の出番です。
修正液を塗ったところにピッタリもう一度打つのは熟練が必要だったかもしれません。
管弦楽の作品に『タイプライター』という曲があります。
作曲はルロイ・アンダーソン。
よく親しまれている曲には次のようなものがあります。
「舞踏会の美女」(1951)
「ブルー・タンゴ」(1951)
「ラッパ吹きの休日」(1954)
「クラリネット・キャンディ」(1962)
「フィドル・ファドル」(1947)
「紙やすりのバレエ」(1954)
「そりすべり」(1948)
「シンコペイテッド・クロック」(1946)
「トランペット吹きの子守歌」(1949)
「タイプライター」(1950)
「ワルツィング・キャット」(1950)
「そりすべり」はクリスマスシーズンにはよく聞かれます。
「ラッパ吹き(トランペット吹き)の休日」は愛知万博の時 TOYOTA がロボットに本物のトランペットを吹かせて演奏を披露しました。
「紙やすりのバレエ」は一度演奏した事がありますが、楽譜には紙やすりが付属していました。
出版社によるのかもしれませんが。紙やすりを擦り合わせて音を出すのですが、打楽器奏者が担当します。
「ワルツィング・キャット」は録音では猫の鳴き声が入りますが、実演では難しいですね。
レスピーギの『ローマの松』にはナイチンゲール(夜泣き鶯)の声が使われますが、大抵は録音された音源を使います。
チャイコフスキーの『大序曲 1812年』は大砲が使われますが、実際の演奏会では複数台の大太鼓で対応します。
で、「タイプライター」ですが、タイプライターを楽器として使ってキーを打つ音やローラーの音(最後近くになるとチンと鳴る)などが使われます。
実演で使うことも可能でしょうが、今楽譜通りにタイプライターを打てる人がいるかどうかが問題です。
置かれていたタイプライター、きれいでしたし安かったので買ってもいいかなと思ったのですが、使えませんし、インクリボンが手に入るかどうかも分かりません。
オブジェとして飾るのもありかとは思いますけどねぇ。
ナイフレスト:ROYAL COPENHAGEN [道具]
箸置きはともかく普段はナイフ(フォーク)レストを使うことはありません。
しかしアウトレットに行ってみましたところ珍しく並んでいたので買ってみました。
ここで見たのは初めてです。
穴は空いていませんが、フルレースのような趣です。
幅が広いのでナイフとフォークを置くことができますし、もちろん箸を置いても良いです。
ペインターは異なるようです。
飾っても良いですね。