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新しい BOX で撮ってみる:陶板画 [写真・カメラ]
陶板画といえば今は大塚国際美術館が有名なので一度は見に行きたいと思っています。
陶板画と言っていますが、陶器ではなくて磁器の板に描かれますがまあいいでしょう。
アートの世界では陶板画の最高峰は KPM です。
Konigliche Porzellan Manufaktur(ベルリン王立磁器製陶所)の略ですが、同じ名前の別の会社があって焼物を作っているので、ネットオークションなどでは結構本家の KPM ではない KPM の製品が本家と言って出品されているので注意が必要です。
新しい撮影用 BOX を導入したので今回は平面のものである陶板画を撮ってみました。
平面ではありますが、周囲の部分はなだらかな曲面になっているので照明を反射します。
一枚目の画像では上下左右の三面を同じ光量で照らしています。
左右を消してみるとこうなります。
上が明るすぎるのでまだ工夫の余地があります。
せっかくなのでクローズアップで撮ってみます。
陶板画は顔料を塗っては焼くということを何度も繰り返しますが、それで油絵のような作品を作るのですからペインターの技量がどれほどのものか想像を超えています。
真珠の光沢の部分だけ最後に加えているようです。
KPM もマイセンも陶板だけを販売することがあるそうです。
なのでバックスタンプなどが真正でも表面を描いたのはそうではないということがありますので慣れない人にとっては見分けるのはかなり難しいです。
よくわからないものには手を出さないのが無難です。
他のものも撮ったのでまた改めて取り上げます。
明日の朝は更新はしません。
日本上陸当時の新聞広告:Macintosh [Mac]
最近出た書籍が気になります。
これを見て思い出しましたが、当初は確かにキヤノン販売が扱っていました。
当時は SONY の方が相応しいという声もありました。
1984年1月にキヤノン販売が説明会の小さな広告を出していますが、一般向けに大きな広告が出たのはその半年後です。
キヤノン販売が扱ったのは多分 Apple のレザープリンタをキヤノンが OEM 製造していたからでしょう。
その後出たインクジェットプリンタもキヤノン製です。
話がそれますが、今のインクジェットプリンタの草分けと言っていい Bubble Jet という方式のプリンタを出したのがキヤノンでした。
新聞各社は過去の新聞記事をコピーしたり額装してくれたりするサービスを提供していますが、誌面のうち広告はぼかしを入れられるようで、全面広告のページはサービス対象外です。
写真は探し出した新聞広告です。
当時読売新聞でこれを見てとても強く印象に残りました。
念の為ぼかしを入れていますが、こんな感じだったと感じていただければいいかなと思います。
とても買えるお値段ではありませんでしたが、「いつかは Mac」という思いを抱きました。
それでもなかなか買えないので同じプロセッサ(MC68000)を使っていた SHARP の X68000 を買ったものでした。
その後初めて購入したのが一体型の LC575 でした。
LC はローコストカラーの意味だそうです。
今年初めに「もじ イメージ Graphic 展」という催しがあってそれを blog 記事にされている方がいらっしゃいますが、そこでも一点だけを撮影するのは不可だったとのことです。
観音様のイラストが独創的ですが、当時は気に留めませんでしたがイラストはペーター佐藤さんによるものです。
毛筆の文字は藁谷耕人さんということですが、書家の方のことは全く分かりません。
スケルトンのイラストに説明が添えられています。
メモリは 128Kb ですね。
写真やグラフィックを扱うとかなり遅かったそうです。
DTP ができることが売り物でしたが、速度は厳しかったようです。
マウスの他、RS-232C のケーブルが付属していたようです。
当時はモデムを使ったはずです。
1200b とか。
Apple でも Lisa は高すぎて全く売れなかったそうですが、日本でも当初は日本語が扱えなかった Apple のコンピューター はなかなか売れませんでいた。
日本語化にはジョブズは乗り気ではなかったそうで、似たような(多分見かけだけ)マシンがあれこれ現れるに至ってようやく動き出したそうですが、最終的にはキヤノンが日本語化(ROM を付加した DynaMac)を担当したようです。
この画像のアップルマーク、今はお馴染みですが、製品につけられたマークや印刷物は六色のカラーでした。
この広告はモノクロなのですが、グレースケールにはしなかったようです。
墨絵のイメージだからでしょうか。
カタログなどでは六色をずれないようにピッタリ印刷しなければならず、印刷屋さんを悩ませたそうです。
ご存知の方も多いと思いますが、りんごが齧られているのはデータの単位であるバイト(byte)と齧る(bite)を掛けたものです。
さて Canon は Nikon(日本光学)から分かれてカメラを作り始めたメーカーで当初はレンズは Nikkor を使っていたそうです。
カメラは当初 KWANON(観音)カメラと呼ばれていました。
レンズの前に扉があってそれが観音開きであったところから名付けられたようです。
大砲(Cannon)ではありません。
発音はキャノンですが表記がキヤノンなのは、文字のバランスがいいからというのが理由だそうです。
新聞広告は多分電通によるものですが、観音様が登場するのは多分 KWANON が Canon の出発点だからかもしれませんね。
泉自然公園の植物たち [花、植物]
先日の泉自然公園の山林です。
こちらではマムシグサ(専門の図鑑によれば「カントウマムシグサ」)がたくさん見られ、ウラシマソウはほとんど見られません。
ウラシマソウやマムシグサなどのテンナンショウ属は非常に種類が多くてしかも似ている部分が多いので品種を正確に見分けるのは難しいです。
花と葉ではどちらが高いか、花のように見える部分の形状はどうか、普通の花では雄蕊や雌蕊がある部分の形状はどうか、葉の付き方はどうか、色はどうか等で細かく分かれます。
さらに難しいのは上に書いたようにマムシグサでも関東地方で見られるのはカントウマムシグサと分類されるなど、関心のない人にはどうでも良いような違いです。
上の写真のものは葉の方が上にありますが、これから花のような部分(仏炎包)が伸びるかもしれません。
同じ品種でも緑のものと黒っぽいものがあります。
ここでは一応カントウマムシグサとしておきます。
中心部分は大抵同じ形ですが、ユキモチソウだけは違った特徴的な形をしています。
キンランもたくさん見られました。
ギンランは一つも見られませんでした。
これも慣れないと見分けるのが難しいですが、似た植物でナルコユリ、ホウチャクソウ、アマドコロというものがあります。
これは花が鳴子のように並んでいるのでナルコユリかと思いましたが、一本の茎が分かれて花が二つ付いているのでアマドコロかもしれません。
ホウチャクソウではなさそうです。
野草園にはエビネもありました。
100 - 400mm を主に使っています。
黒っぽいものの方が多いです。
これは茎の様子からするとホウチャクソウかもしれません。
アマドコロかもしれません。
これは中心部分も黒っぽいです。
「キランソウ」です。
シランもありました。
オキザリスですね。
ホウチャクソウではないかと思います。
キンランがこんなにあるとは今まで気がつきませんでした。
このように枝分かれして縦に伸びるのはホウチャクソウです。
黒っぽくて、葉の方が高いですね。
これもホウチャクソウですね。
意外にたくさんあります。
緑色で、中心部分は白っぽい。
葉の方が高いですね。
多分カントウマムシグサです。
葉の様子(つき方)が少し違うように見えます。
若いためかそうでないのかは分かりませんが、マムシグサではないように思えます。
葉の方が低いですね。
これも葉の方が低い。
これは葉が高い。
すぐ近くにはこれがありました。
ホウチャクソウの群生です。
ワラビとゼンマイとコゴミも似ています。
これは巻いた部分がゼンマイのように丸くはなくわたのようなものもまとわり付いていないのでワラビです。
中心部分が短いです。
これもワラビですが、食べるには遅いかもしれません。
ウラシマソウです。
葉がマムシグサなどと違って細長く、つき方も異なります。
はっきりわかるのは仏炎苞の先端から細長い釣り糸のようなものが伸びることです。
浦島太郎の釣り糸に見立てて名前がつけられています。
この日は全体の 1/3 くらいしか歩いていませんが、4000歩以上歩きました。
現役の時は外に出なくてもそのくらいは普通に歩いていました。
努めて歩くようにしましょう。
レンズのお手入れ用品 [写真・カメラ]
頻繁に使うものではありませんが携行した方が安心なのはクリーニング用品です。
ブロアはブラシが取り付けられるものも使いましたが、今はこれだけです。
センサーの埃を飛ばすのにも使えます。
センサーはブラシなどでのクリーニングは素人はやらない方が良いです。
付箋紙のような粘着タイプのものもありますが、怖くて触れません。
絞り込んでゴミが写るようになったらキタムラに依頼します。
このタイプの商品は三種類あるようです。
ハクバ HAKUBA メンテナンス用品 レンズペンプロキットプラス 3本セット+ヘッドスペア+収納ファイバークロス ブラック KMC-LP23BKTP
- 出版社/メーカー: ハクバ
- 発売日: 2017/08/01
- メディア: Camera
普段持ち歩くのはフィルター用だけです。
プロテクトフィルターを常用しているのでこれだけで十分です。
ブロアやブラシを使った後、カーボン粉末を含んでいるというこれで丁寧に拭き取ります。
レンズをクリーニングする必要は滅多にありません。
FUJFILM の製品にもクリーナー液がありますが、ベットペーパーを用意する必要があります。
北村で聞きましたらこれがいいのではないかと言われたので買ってあります。
ペーパーに数滴垂らして拭き取ります。
レンズにもフィルターにも使えます。
アルコールを使っていないのもいいですね。
大抵は円を描くように拭くこととされていますが、これはその必要はないようです。
一度、後玉が曇ったことがあったので使いました。
拭き上がりはスッキリきれいでした。
いざという時にトラブルで撮影できないという事態は避けたいものです。
FOREST ADVENTURE CHIBA [地域]
桜やカタクリは終わったので若葉区の泉自然公園は混んではいませんでした。
でも意外に車が多かったです。
このフィールドアスレチックに家族連れが多く訪れているようです。
この連休中はキッチンカーも出ているようです。
こうしたハーネスをつけてもらいます。
小さな子供には装着し終わった後持ち上げて少し落とすようなチェックをして安全を確認していました。
こういう施設がなかった頃はこの時期はとても静かでした。
いや、今がうるさいというわけではありません。
フィールドアスレチックは利用料がかかりますが、自然公園自体は駐車料金が一日 400円かかるだけなので公園の維持管理はまるまる千葉市の負担です。
人工のものは最小限と言えるほどで、名前の通り豊かな自然が残されています。
門に向かい道沿いにトチノキの並木があります。
これから咲くところです。
外国語が聞こえると思ったらインターナショナルスクールのバスが来ていました。
園内は今マムシグサ(カントウマムシグサ)、キンラン、ホウチャクソウ、ナルコユリ(区別がつきにくい)などがあちこちで見られました。
シャガも少しあります。
山林の中にこんなものがありました。
タイムラプスカメラです。
何かの観察でしょうか?
いつも通る道沿いに一本桐の木があります。
桐は我が家の近くにもありますが、花が咲くのはかなり高いところです。
この木は低いところに花をつけていたので撮影できました。
桐の花をよく見る機会はあまりありません。
桐は箪笥に使われるほか、琴や琵琶にも使われるそうです。
木ではありますが実際は草の仲間で、中心部には空洞があります。
草なので成長が早くて軽いのですね。
マムシグサやキンランはまた改めて取り上げます。
スズランもオダマキもきれい [花、植物]
今日も暑くなりそうな朝です。
昨日は朝は深い霧でしたが、今朝は太陽が元気です。
昨夜の続きです。
名残の椿です。
八重桜はもう終わりです。
芍薬がもう直ぐ咲きそうです。
オダマキはたくさん開花しました。
たまに横を向くものがあります。
ピンクは少ないです。
コデマリはピークです。
しばらく見ないでいましたが、枇杷が膨らんでいます。
赤は終わって、ピンクももう終わりです。
スズランが一斉に咲き始めました。
ドイツスズランです。
ニホンスズランとよく似ていて見分けるのが難しいですが、中を見るのが一番確実です。
いいショットが撮れたことがありません。
風があると良い香りが漂います。
カラーに蕾ができていました。
ヒメウツギはまだ見られます。
スパイダー咲きのガーベラが咲きました。
変わり種のようです。
タイツリソウはたくさんぶら下がりました。
ピンクは今年も姿を見せません。
ちょっとクセのある香りです。
ダッチアイリスです。
あやめの仲間で一番乗りです。
キレンゲショウマが伸び始めました。
「花車」は二ヶ所で咲いています。
キモクレンはまだかなと思ったら蕾がありました。
と思ったら一輪咲いていました。
黄色は珍しいらしくあるお花の先生が初めて見たとおっしゃっていました。
もう夏です。
白藤がきれい [花、植物]
夏のような1日でした。
先が思いやられます。
今朝は撮影できました。
シラー・カンパニュラータは青穂がほぼ終わりピンクが賑やかになっています。
サツキは今が本番です。
白藤が咲きました。
今ちょうど山林では山藤も見られます。
白い藤もたまに見かけます。
オキザリスですね。
シバザクラです。
白いですがハルジオンです。
ナガミヒナゲシがあちこちで鮮やかです。
ケシの仲間はこの部分が丸いですが、ナガミヒナゲシは長いので「長実」ヒナゲシと名付けられました。
ハルジオンは咲く前垂れ下がるのが特徴の一つです。
タンポポの綿毛もあちこちにあります。
鉢植えのシンビジウムです。
いつものカフェで以前買ったガザニアが咲き続けています。
一緒に買ったもう一種類はあまり元気がありません。
クンシランです。
昔はアマリリス思っていました。
ランの仲間ではないですね。
シランはランです。
白はまだ見えません。
先日開いたチューリップは開き切りました。
赤エンドウがたくさん咲きました。
もう実ができているものもあります。
開くにつれ色が変わります。
熟すと花と同じ色になります。
平戸ツツジも満開です。
「花車」と呼ばれる独特の形をした品種です。
遅く咲いた椿はまだ見られます。
クマガイソウは今年は花がとても少ないです。
環境が変化しているのでしょうか?
ベニバナトチノキは来週咲きそうです。
普通の藤はもうそろそろ終わりです。
続きは明日の朝アップします。
撮ろうと思ったら雨 [花、植物]
朝から曇りでしたが、撮影を始めようかとしたタイミングで降り始めました。
少し待っていたのですが止みそうになかったのでいつもの撮影はできませんでした。
仕方がないので室内から見えるコデマリを撮ってみました。
もうピークは超えたようで、少し傷んだものも見られます。
お団子屋さんに行く途中の公園にシラー・カンパニュラータがたくさん咲いていました。
これももう終盤に入りつつあるところです。
先日この公園でウサギを散歩させている高校生くらいの女の子を見ました。
リードをつけていましたが、目が赤くなかったので訊きますと、もうおばあちゃんで白内障だとのことでした。
小さな花もたくさん咲いていると見事ですね。
仮ナンバー悪用? [それはいけない]
今日の午前、前を走っていた車です。
赤信号で止まっていますが、この後左折しました。
ウインカー、出ていませんね。
それより問題は仮ナンバーです。
仮ナンバーは「自動車臨時運行許可番号標」というそうで、車検が切れた車が再度車検を受けるために取得する時の他ナンバープレートの盗難や新規登録の際などに取得するものだそうです。
たまに見ることがあるのは赤の車線が入ったものですが、それは自家用車用で、事業用の車は赤枠の仮ナンバーだそうです。
申請する先は市町村ですが、ネットのニュースで以前、用事が済んだのに返却されない仮ナンバーが多いということを読みました。
で、この車ですがどう見ても新規登録車(新車)ではありませんが、一旦廃車にされたものを新規に登録するという可能性はあります。
しかし荷台にはナンバーが外された車が載っています。
これは多分ヤードなどへ運ぶか中古車販売店に運ぶのだろうと思いますが、販売店に運ぶなら専用のトラックを使うでしょう。
それに、どう見ても新たにナンバープレートの交付を受けるために走行しているとは思えません。
最寄りの警察に情報提供しましたら、数時間後にどの事業者か分かったので厳重注意した旨の連絡がありました。
そのときの話ではこういう事案は現行犯で捕まえたいので 110番通報してくださいとのことでした。
車検が切れていると自賠責保険も切れている可能性が高いそうです。
こういう車に当てられたり轢かれたりしたら目も当てられません。
気をつけましょう。
明日の朝はいつもの通り更新は行いません。
新しい box で撮ってみた [写真・カメラ]
先日使った撮影用 BOX は使いづらい点があったのでやめて、新しいものを調達しました。
メーカーは同じですが、先日のものが光源は上だけだったのに対し、新しいものは上に加えて左右にもあります。
左右にもあるのはいいのですが、別々に光量を変えることはできません。
消すことはできます。
まず撮ってみたこのグラスですが、左の光源が右の顎の部分に、右の光源が左の顎の部分に映っています。
真ん中の底部に写っているのが上の光源です。
俯瞰撮影をするために真ん中に穴があるのでそれもしっかりわかります。
黒バックは締まっていいのですが、撮りやすいとは言えません。
イメージも重いですね。
白バックの方がいいですが、輪郭がわからなくなってしまいますね。
こういう時はハレ切りなどの技を使うのですが、今回は BOX のテストなのでそのままです。
色のついたグラスはどうでしょう?
こういうのは白バックの方がいですね。
ステムがはっきりしないのでそれは別途技を使います。
レンズを撮ってみます。
ほとんど影が出ません。
手前に反射面があって、撮影用の窓が開いています。
その部分が黒くなっているわけです。
まあ、しばらく使ってみましょう。
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