ベートーヴェンの五番:ヴァイオリンとピアノ版 [音楽]
ちょうど一週間前、NHK総合で、Eテレで放送した番組の再放送がありました。
時間は 17:30 からでした。
リポーターは 松井 咲子 さん、ナレーションは 中村 倫也 さんです。
松井さんのことは何も知りませんが、元 AKB48 でピアノがお上手であるらしいです。
楽器も興味深いのですが、普段お目にかからない珍しい楽器を意図的に取り上げていたようで、この時間枠ではあまり充実した内容にはならないかなと思えました。
一般の人の興味を惹きつける内容ではストラディヴァリウスとそれをお手本に作られた楽器の弾き比べがありました。
大学から貸与された 1723年製ストラディアリウスを惹かれるのは 永峰 高志 特任教授です。
番組では触れていませんでしたが、調べてみるとこの楽器は「ヨアヒム」という楽器であると思われます。
ややこしいのですが日本音楽財団にもヨアヒムというストラディヴァリウスがあって、そちらは1715年製とあります。
さて最も興味深かったのは楽譜です。
附属図書館の所蔵楽譜は突洋一と言われているそうで、その中にはベートーヴェン(1770-1827)が生きていた当時(1794-1900)に出版された「ベートーヴェン初期印刷楽譜コレクション(Collection of Early Printed Editions of L. v. Beethoven)」があります。
ベートーヴェン生前のもの500余点を含む1729点があるとのことで、その中には「作曲者から直接、原稿の提供を受けたオリジナルなもの(原版 Originalaugabe)」も含まれているそうですが作曲者とは無関係に作成された編曲版もあるそうで、当時は録音を聴くことはもちろんできないので交響曲を聴こうと思ったら演奏会に行かねばならなかったのでそこで編曲が行われたようです。
編曲譜には著作権の保護対象とは考えられていなかったようだとのことで、出版社が編曲版を同時に出すということもあったようです。
冒頭の画像は国立音楽大学で2019年12月16日に行われたライブラリー・レクチャーの報告で、「国立音学大学研究紀要55」として 2021年3月付で PDF で公開されているものです。
以上の内容の一部と以下の画像は引用元を明示することを条件として大学に許可を得てそこから引用しています。
番組では 沢田 千秋 准教授が楽譜を紹介し、永峰 特任教授のヴァイオリン、沢田准教授のフォルテピアノ(グラーフ)によって第一楽章の途中までが披露されました。
この譜面だけではピンとこないかもしれませんが、実に巧みな編曲で演奏に聴き入ってしまいました。
上がヴァイオリン、下の大譜表がピアノです。
一週間経ってしまってのでもう NHK+ で視ることはできませんが、有料の NHKオンデマンドなら視聴可能だと思います。
オダマキの季節 [花、植物]
過ごしやすい気持ちの良い朝です。
風が少しあります。
ムラサキツユクサが咲きそうです。
水滴を撮ろうと思ったら蜘蛛がいました。
明日あたり咲くかもしれません。
クレマチスが賑やかになりました。
最初に咲いたものには早くも傷みが見られます。
平戸つつじ「花車」は終わりに向かっています。
種子から育てたベニバナトチノキは今年も花をつけました。
根本から歯を出しています。
オルレアは一番きれいな時は過ぎたようです。
黄色の薔薇が咲いていました。
花束にあったものです。
シランはまだ見られますが、もうピークでしょう。
エイリアンを連想します。
白もだいぶ咲きました。
ピンクが混じるものは少ないです。
イチゴが大きくなっています。
網をかけています。
元からあるベニバナトチノキも花をつけました。
ピンクだったりクリーム色だったりいろいろです。
ジャーマンアイリスが増えました。
何色かあります。
逃げません。
ブルーベリーは大部分が受粉を済ませたようです。
何か音がするなと思ったらこんなものが次々に落ちてきていました。
シュロです。
落ちるところは初めて見ました。
芍薬はもう少しで開きそうです。
蟻は待ちきれないようです。
オダマキは今が一番いい時のようです。
早く咲いたものは終わっていますが、まだたくさん咲きます。
またこのバッタがいました。
続きは明日以降アップします。