MEISSEN の限定品を撮ってみる [写真・カメラ]
光沢のあるものばかり撮っています。
リングやピアスなどを置くトレイです。
狐が見守っていてくれるような作品です。
毛並の様子も細かく描かれています。
俯瞰撮影で、ディフューザーは使えませんが、LED の点の光源は気になるようには映っていません。
首を傾げているようでもあり、しっかり見守っているようでもあります。
お預けを食らっているワンコのように見えなくもありません。
表面には強い光沢がありますが、平面ではないので映り込みはあまり気になりません。
世界で 75個の限定品です。
タイトルは英語にすると Fox on Shell のようです。
ザクセン選帝侯兼ポーランド王であったアウグストII世のもとでベトガーが白磁の製造に成功したのが 1709年。
翌年ドレスデンに「王立ザクセン磁器工場」が設立されました。
当時東洋の白磁器は同じ重さの金と同じ値段だったそうです。
錬金術師であったベトガーがいくら工夫しても茶色い土から白い焼物を作ることはできません。
カオリンという陶土(磁土)がザクセン・フォークラント地方のアウエ鉱山で発見されてようやくできたわけです。
カオリンは中国江西省景徳鎮付近の高嶺(Kaoling)で産出されることからその名がつけられています。
日本の有田焼も泉山(今は採掘禁止)や天草のカオリンで焼かれます。
有田焼とカオリンなどについては NHK の「ブラタモリ」で取り上げていました。
2018年10月20日の放送のようですが、そんなに古いことだったかなと思うくらい印象に残っています。