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yaco coffee [コーヒー]

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県立美術館のグッズなどを販売するコーナーに珍しいことにコーヒーを売るお店がありました。

豆の販売とテイクアウトのコーヒーとのことでしたが、お若い方二人でしたが、いろいろお話を聞いてみると研究熱心で工夫もされているという印象でした。

欠点豆やハンドピックについて聞きますと生豆やロースト後の豆については十分選別されている印象で、好感触でした。

わかりにくい未熟豆についてはロースト後に UV を使って(記憶が不確か)選別されているとのことで、「やるな」という感じです。

肉眼では膨らみが不十分とか色づきが悪いというポイントで判別するのですが、UV を使うというのは初耳です。

我が家にもライトはあるので今度やり方を聞いてみましょう。



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お店は美術館からそれほど遠くない中央区登戸町とのことなので今度行ってみたいと思います。



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並んでいた中から二番目に深煎りのものを買ってみました。

このお店ではただ深煎りするだけではなくある程度までローストしてから熟成させるとのことで、一番の深煎りでもあまり油は浮いていませんでした。



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針金が仕込んである袋です。



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袋を開けたところです。

明るめに撮っています。


粒が揃って、よく選ばれているという印象です。

シワの伸び方は Cafe Bach の方が上かなと思えます。



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お話を聞いた段階でこれ以上ハンドピックする必要はないと思えましたのでそのまま使います。



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いいですね。



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特に狙ったわけではないですが、やや色が浅いもの、ヒビが入っているものがありますね。

少し油が浮き始めています。



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と、ここまでは昨日です。

飲んだ印象は強く主張する味わいはなく、酸味や苦味がよくバランスされているという印象でした。

嫌な味は全くありません。

ハンドピックが入念であることがわかります。


印象に残ったのは余韻の長さです。

喉の奥に良いコーヒーの味わいが残ります。



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そして今日、2回目です。

使うのは愛用のメッシュのドリッパーです。

ペーパーフィルターより、よく豆の味わいを出してくれます。


豆は二杯分で 20g。

 4g + 8gx杯数

という計算で、Cafe Bach の方式です。


ドリッパーを包み込むような形の専用のポットにセットします。

ドリッパーは円錐形ですが、下の三角の部分は途中でカットしたような形になっていて、その面に少しコーヒー液が溜まるような構造です。


ドリップしながら撮影するため、三脚をセットして左手にリモートレリーズを持ち、右手でドリップします。



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最初の注湯は約20秒。

その後約40秒蒸らします。

湯の温度は 82℃〜83℃。Cafe Bach の方式です。


温度が高すぎるとカニ泡が盛大に出ます。


粉の膨らみは前日の方が良かったですね。



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最初から1分経過した時点で次の注湯を始めます。



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表面が少し凹んだら次を注ぎます。


それを繰り返して3分以内で終えます。

今回は二杯分で 2分20秒ほどでした。

落ちる速度は早目(サイドのメッシュからも落ちる)です。

ゆっくりしすぎると液面が凹んでしまいます。



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良い香りです。

深煎りの香りでありながら重過ぎない明るさを感じる香りです。



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今回の方が良い味わいでした。
説明にあったような甘みも出ています。
いいバランスです。
もう一杯淹れたくなる味わいです。
 
美術館の企画展は一週間後までですのでそれまでにもう一度行ってみようかと思います。

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