法務局は周知しようとしているが [家族]
引き続き身内の戸籍謄本などを集めていますが、今日は稲毛区役所、中央区役所、千葉地方法務局などに行きました。
千葉地方法務局は県立美術館や郵便局に近い場所にあります。
工事中でしたが、相続登記の義務化の周知に力を入れているようです。
土地の謄本は一通 800円。
シンプルな内容なので紙一枚ですが、それが三通で 2,700円。
安くはないですね。
義務を果たさなかった時に課せられる過料について質問しましたが、どういうケースでいくら課せられるのか、まだ具体的なことは決まっていないようでした。
先日相談に行った司法書士も首を傾げていました。
千葉市中央区役所は以前千葉市美術館と同じ建物にありましたが、昔あったセントラルプラザ近くの「きぼーる」という施設の 11F に移転しています。
この写真のほぼ中央に見えるのがセントラルプラザ跡地に建ったマンションで、その右はホテルや銀行などが入るツインビルです。
各市役所や区役所ではこうした相続のケースで認められている傍系の戸籍を請求することについては対応に違いがあります。
地元の市役所は比較的スムーズでしたが、自治体によっては相続登記をしようとする不動産の謄本の提示を求められることもあれば、被相続人の尊属が死亡していることの確認資料(除籍謄本など)を求められることがあります。相続関係をまとめた「関係図」は作ってあるのでそれがあるとスムーズです。窓口に行った人が相続のどの位置にいる人であるかも確認されますし、本人確認資料の提示も求められます。
稲毛区役所と中央区役所は窓口の人は割とスムーズに了解してくれたのですが、上席者は厳密な人らしく、最終的に謄本などを出してもらうまでにかなり時間がかかりました。
相続人の印鑑証明は取ることができませんので住民票と一緒に取得してもらうように関係人全員に連絡しなければなりませんし、境外など遠隔地にいる人については謄本だけのために出かけることもなかなかできませんのでこれも一緒に撮ってもらうよう依頼します。
疎遠な人には比較的近いに予め話をしてもらうなど手続きがスムーズに進むよう段取りを考えます。
もうすぐ月遅れのお盆です。
亡くなった人に思いを馳せるこの時期は良いタイミングではないかなと思います。