SSブログ

トリカブトの季節:泉自然公園 [花、植物]

l2023 10 26_0177.jpg


昨日の続きです。



l2023 10 26_0116.jpg


今まであまり見かけなかった場所にツクバトリカブトがまとまって生えていました。



l2023 10 26_0117.jpg


見慣れたものに比べると色が薄いように思います。



l2023 10 26_0118.jpg


ことによると品種が違うのでしょうか?



l2023 10 26_0121.jpg


この場所は光が届いて明るいですが、どちらかといえば反日影の場所を好むように思います。



l2023 10 26_0123.jpg


烏帽子のような、鳥の頭のような形です。



l2023 10 26_0124.jpg


猛毒で、過去には事件で使われてひときわ有名になりました。



l2023 10 26_0129.jpg


あの事件ではフグ毒と一緒に使われました。

どちらも猛毒ですが作用が正反対なので、量を厳密に測って摂取させれば所定の時間は作用が拮抗してどちらの毒性も現れません。



l2023 10 26_0133.jpg


フグ毒の方が分解が早いので、所定の時間が経過するとトリカブトの毒による症状が現れます。

トリカブトの毒は即効性があるので、あの事件では犯人がその場から去る時間を稼ぐことができてアリバイがあると主張されました。



l2023 10 26_0136.jpg


しかし死因に不信を持った解剖を担当した医師が被害者の血液を保存してあったため分析することができてフグ毒も使われたことがわかりました。



l2023 10 26_0138.jpg


専門家でもすぐにはわからなかった巧妙な計画です。



l2023 10 26_0142.jpg


トリカブトは全身にその毒がありますが、ミツバチはその毒の作用を受けません。



l2023 10 26_0147.jpg


詳しいことは省略しますが、イオンチャンネルの仕組みが人など他の生物とは異なるためだそうです。



l2023 10 26_0148.jpg


ミツバチはこの花の蜜も集めてしまうので、養蜂家はこの時期トリカブトが咲く地域では蜂を放さないそうです。



l2023 10 26_0154.jpg


サラシナショウマです。



l2023 10 26_0156.jpg


l2023 10 26_0157.jpg


ブラシみたいですね。



l2023 10 26_0160.jpg


l2023 10 26_0163.jpg


トネアザミです。



l2023 10 26_0166.jpg


よく見るアザミとはちょっと違うようです。



l2023 10 26_0168.jpg


これはここでよく見るツクバトリカブトです。



l2023 10 26_0170.jpg


特徴的な姿ですね。



l2023 10 26_0174.jpg


周囲の小さいのが花なのかもしれません。



l2023 10 26_0175.jpg


l2023 10 26_0176.jpg


l2023 10 26_0182.jpg


ここにもイタドリ(すかんぽ)が日差しを受けています。



l2023 10 26_0186.jpg


光を受けて輝く様を さだ まさし さんは「風の篝火」で歌ったのかもしれません。



l2023 10 26_0188.jpg


ヤブミョウガです。

種子がだいぶ熟しました。



l2023 10 26_0190.jpg


l2023 10 26_0194.jpg


l2023 10 26_0197.jpg


l2023 10 26_0199.jpg


過ごしやすい良い季節です。

紅葉が見頃になる頃は訪れる人が多いです。



明日はやはり朝の更新はしません。


nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー