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新しいストラップ:Ulanzi [写真・カメラ]

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午後は雨になって、次第に気温が下がって一時みぞれになりました。

まだ降っていますが、今夜は雪になりそうです。



さて先日触れました新しいストラップです。



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リストストラップも併用してみることにしましたがそれについては別に取りあげます。



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細かいところを見ていきます。

茶色い部分は天然の皮革ではないようですが質感は悪くありません。

こちらはネックストラップ。



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こちらはリストストラップですが質感が異なります。



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縫製は悪くありません。



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本体の材質は説明によれば

 PA66 (66ナイロン) ラップSBRソフトコットンエラステック

とのことです。

検索してみますと次のサイトに説明がありました。



強度や薬品耐性に優れているようです。



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ストラップのカメラ取付部はよくある PPテープに比べるとほぼ倍の幅があります。

PPテープは多くのストラップに使われていますが、捩れや摩耗に弱いというのが実感です。

このストラップの素材が使い込んでいった場合どうなのかはわかりませんが、一般的な PPテプよりは持つのではないかといういうのが印象です。



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本体部分の太さが異なる三種類の製品がありますが、これは中くらいの幅の Classic という製品です。

幅は約 32mm。取付部の倍の幅ですし、ストラップとしては十分な太さがあります。

他の製品は細いものが Lite で本体部分が取付部と同じ幅、太い(中央の肩パッド)ものが Pro で最大幅はさらにこれの倍くらいあるように見えます。




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本体部分の厚みは 4.5mm くらいでクッション性のある素材が中に使われているようです。

特別重いのカメラとレンズでなければこれで十分だと思います。

Lite は画像では細いように思えますが、全体が 19.5mm の幅があるので一般的には十分だろうと思います。



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右は Peak Design の互換品です。



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一旦これを使おうと思ったのですが止めたことは以前触れました。

カメラに取り付けるアンカーと呼ばれるパーツが大きくて、ストラップを取り外した時に邪魔なのです。

取付そのものはしっかりしていて、バックルにバネが仕込まれているので自然に外れてしまうことはありませんが、それだけに少し力が必要です。



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こちらは Ulanzi の Maglink と呼ばれる仕組みで、磁石が仕込まれています。



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アンカーもハウジングもステンレスのハサミにくっつきます。



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マグネットの磁極の方向は揃えられているようで、ピッタリ背中合わせにしようとすると反発してこのようになります。



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この方向に自然にくっつきます。

撮影中にストラップを取り外す場合バックル同士をくっつけて首に回したままにすることができますがkの方向にくっつくのは都合が良いのです。

考えられていますね。



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アンカーの磁極も揃えられているようで必ず同じ方向にくっつきます。



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これ以上近づけるとくっついてしまいます。



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アンカーのロープはダイニーマという素材だそうで、耐荷重は 60kg とあります。


Peak Design のアンカーは 耐荷重 90kg とありますのでこの点では PD の方が上ということになります。

人一人を十分支えられるということでしょう。



今回購入したこの Classic ですが、Pro もそうですがカラーのバリエーションはなくこのグレーだけです。

黒があればと思ったのですが、手に取ってみるとこれも悪くありません。

Lite にはブルーとグリーンがありますのでカメラが特に重いのでなければ Lite を選んでも良いと思います。



この Maglink のシステムは今の所ところ互換品は登場していないようですが、Pak Design からこちらに乗り換えたというレビューもいくつもありますのでこれからそうしたユーザーが増えるのではないかと思います。


装着や取り外しの手間を考えますと、近づけると勝手にくっついて決められた方向で収まってくれるこちらの方が優れているように思えますし、外す時も後ろに伸びているつまみ状のものを引っ張れば良いので簡単です。



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今まで使っていたよくあるバックルは装着は確実なのですが外す時に少々力が必要でした。

寒くて手がかじかんでいる時はやりにくいです。



Peak Design の製品より価格も安いですし、おすすめです。

ただ、カメラ取付部が太いのでそれを邪魔に思う向きもあるかもしれません。



Ulanzi ではこうした製品が単売されています。
これに一般のストラップを取り付けて使うことができます。
PPテープなどを通す部分の幅は 11mm ですので大抵使えます。
どうしても好みのストラップを使いたい方はこれを使うという手もあります。
私も最初はそれを考えました。
強度などテープの強度に負うことになります。
PPテープは避けようと考えていたので最終的にこれは見送りました。
 
ただ、本革製のストラップも一つ買ったことは買いましたし他にも買ってもいいかなと思うものはあったのですが本革の引張強度はそれほど高くはないはずですので今のところ買わずにいます。

ストラップ一つでこんなに ああでもなこうでもない と考える人は少ないのでしょうね。


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