XF35mmF1.4R [写真・カメラ]
定評あるレンズで "神レンズ"などとも呼ばれていますが、Xシリーズとして最初に発売されたレンズの一本です。
今はリニューアルしたバージョン(XF33mmF1.4R LM WR)が出ています。
AF 性能が向上した他 WR 仕様になっています。
しかし詳しいサイトによると旧バージョンとは特にボケ味などで特色が違い、似ていながら異なるレンズとなっているとのことです。
X-Pro1 と一緒に初めて使った時、質感や色再現や空気まで写すかと思われるその描写に痺れてしまいました。
普段は 16-55mm と 80mm Macro を使っていて 35mm 単玉の出番は少ないのですが、もし一本だけ残さなければならないとしたらこれを選ぶかもしれません。
暫くぶりに買ってみた奄美大島の NESARI CHOCOLRATE のパッケージがカラフルなので撮り比べてみました。
こちらは 80mm Macro。
こちらが 35mm です。
どちらも F5.6 で撮っています。
花を開放付近で撮ってみます。
ボケをどう活かすかがポイントです。
シャドウをわずかに持ち上げ、ハイライトを抑えた補正をしています。
こうしていつもと同じように花を撮ってみると、使い慣れた 80mm Macro の視点がすっかり身についてしまっているなと感じます。
フィルムシミュレーションはチョコレートは STD(PROVIA)、花は Velvia。
ホワイトバランスは Auto です。
室内やミックス光の下では STD の方が撮りやすいです。
このレンズでちょっと困るのはキャップです。
レンズフードは専用で金属製で格好いいのですが、ゴムのキャップが外れやすいのです。
ストラップなどを取り付けようかなと思いながら何もやらずにいます。
これから光が美しくなります。
久しぶりにいろいろ撮ってみましょうか。