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細部を見る:ポーセラーツ [アート]

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昨日またあのカフェレストラン兼ギャラリー「NAJA」に行ってみました。

名前についてお尋ねしましたところ、フランスの作家アンドレ・ブルトンの『ナジャ』から取っているそうです。

本来は NADJA だそうですが敢えてこの綴りにしたとか。

確かにフランス語では NAJA ではナジャとは発音しないでしょうね。


ブルトンの小説は実在の人物をモデルにしているようですが名前はブルトンの創作のようです。

意味はロシア語の「希望の始まり」を意味する「ナディエージダ」から取られているようです。



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この時期に桔梗。

まだ咲いているところがあったのでしょうか。



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前回と違う席に案内されました。



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前回見た作品をもう一度よく見てみようというわけです。

まずロイヤルコペンハーゲンをよく写した作品。



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エルメスに見える作品。



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花柄は多分転写シールで、太い線は手で描いていると思われます。



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ティファニーを思わせる作品。

転写シールでしょうか?



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さてこちら。

一見そっくりです。

(別に偽物を作ろうとしていると思っているわけではありません)




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ロイヤルコペンハーゲンのフルレースやハーフレースでは周囲の部分は生地で形が作られていてそこに絵付けがされています。



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バックスタンプは製作者のものが入れられています。

囲み罫や文字のフォントはもう少し工夫してもいいかなという印象です。



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ペンで描いていると思われる細い線はなかなかよくできています。

ただ、もうひと頑張りが必要な感じです。



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青海波のような部分は本家のものと見紛うばかりです。



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ティーポットの上のつまみの形状は真似していませんが、これは出来合いの白磁を買って使うはずなので同じ形のものは多分ないでしょう。



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前回も書きましたが、普通の磁器は染付と言って紫色のような下絵付け用の絵の具で描き、釉薬をかけて焼くことによって絵柄が青く発色します。



こちらの上絵付けでは用いる絵の具が異なるはずです。

焼き付ける温度は 800℃ くらいだそうですが、普通の白磁は 1200℃かそれ以上の温度で焼きます。

仮にこれに釉薬をかけて高温で焼いたとしても期待したような仕上がりにはならないでしょう。



細かいことは置いておき、お手本はあるとしてもこれだけよく再現するのはすごいことです。



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昨日はしめじの入ったペペロンチーノ。

ちょっとスープパスタ風。

辛さはそれほどでもなくてしめじが主役になっています。



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また別のものを食べに行ってみましょう。


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