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鼈甲のメガネ [道具]

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祖父が使っていた眼鏡で、それを父が受け継いでいたようです。



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時代を感じます。



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祖父は明治25年の生まれなのですが、その頃にはもうセルロイドは使われていたのでセルロイド製かなと思っていました。



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先日 Paris Miki で見てもらったところこれは鼈甲であるとのことでした。




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見分けるポイントはいくつかあるそうですが、セルロイド製だとテンプル(つる)の中に金属の芯が通っているそうです。



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かなりの年代物なので欠けやヒビがたくさんあります。



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レンズはもちろんガラスです。

加工や修理をするときは熱を加えてフレームを変形させて外したり嵌め込んだりするそうです。



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こうして見ているときれいなのですが、



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かなり欠けがあります。



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どうしてこんなふうになったのでしょう?



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修理ができるかどうか問い合わせてもらいましたが、修理不能として帰ってきました。

できたとしてもかなり高いでしょう。



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鼈甲の魅力はこの模様と軽さですね。



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鼈甲製の眼鏡フレームもお値段にかなり幅があるそうで、白い部分の多い物が高価だそうです。



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金属部分は今は 18K のものが多いようですが、これは違いますね。



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鼈甲はタイマイという亀の甲羅で作られますが、牛素材を貼り合わせて作られるそうで、今は新しいものは作れないそうです。



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これも状態が良ければ高く売れるかもしれませんね。


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侘助が咲いていた [花、植物]

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昨日ほどではありませんが寒い朝です。

日陰になるところには短い霜柱があります。


昨日の続きです。

花が少なくなりました。



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今年はセンリョウは赤は実をつけず、黄色がいつになくたくさんできています。



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マンリョウは陰になったところでもちゃんと実ができていました。

白ができているかどうか見るのを忘れました。



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スイセンが咲き始めます。



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ペーパーホワイトという種類です。



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先週は気づかなかったのですが、昨日の朝、侘助が地面に落ちているのを見て咲いているの事に気づきました。



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頭より上にあるので見上げないとわからないのです。



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我が家では椿も菊も乙女椿もピンクがきれいです。



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侘助も椿なので落ちる時は花の付け根から落ちます。


独特の形で、花弁は開き切らずに少し窄まったままです。

織田信長の弟の茶人織田有楽斎長益が好んで使ったことから有楽椿(ウラクツバキ)と呼ばれるそうで、別名が太郎冠者。侘助とも呼ばれます。

品種の系統や名前の由来にははっきりしないところがあります。


さだまさし さんの「春告鳥」にも歌われています。

さだ さんは「まほろば」で "馬酔木(あせび)の森の馬酔木(まよいぎ)" と歌い、「風の篝火」で "すかんぽ"(酢模。多分イタドリ(虎杖)。スイバ(酸い葉)もスカンポで、どちらもタデ科) を使っています。



だいぶ押し詰まりました。

年賀状は昨日投函しました。今日も少し投函します。


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